このページでは、『失業保険を自己都合退職でもすぐにもらえる方法とその手順』について包み隠さず話していきます。
失業保険を自己都合退職でもすぐにもらえる裏ワザですが、既に退職済みの方はお引き取りください。
退職前に準備しておく必要があるからです。
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退職前に準備しておくと受けられるメリット
退職前に準備しておくと受けられるメリットですが、
まず、国民健康保険の保険料が大幅に軽減できます。
場合によっては全額免除になることもあります!
さらに、失業給付がいきなり受け取れます!
自己都合退職の場合、失業保険の手続きを済ませていつから給付を受けられるか?
通常は給付を受けられるまで3か月の給付制限がかかり、しばらくもらえません。
そして、まだあります!…住民税も減免できるのです!!
ちなみに国民年金は通常の自己都合退職でも免除申請ができます!
退職後に降りかかる税金や保険料、恐ろしく高いので是非知っておいてほしいです。
退職前の具体的な準備手順
これから説明する内容は、会社都合で退職することになった場合は準備不要です。
自己都合で退社する予定の方は是非読んでほしいです。
では、早速準備についてお伝えします。
まず、最初にすること。
一度病院にいってください。
は!?なんで??
と思われたかもしれません。
ただ、まずは病院で診てもらわなければならないのです。
「特定理由離職者」になるためです。
診察は内科もしくは精神内科で受けてください。(私は内科で問題ありませんでした。)
私は一日パソコンに向かって仕事をしていましたので
「だるさ、肩こり、目が疲れる」といった症状について話しました。
症状についてはストレスで「やる気がなくなった」とか「やたら疲れる」とか
特定理由離職者に該当するようなものであれば何でもいいです。
※特定理由離職者に該当する理由は以下のとおり。
「体力の不足、心身の障害、疾病、負傷、視力の減退、聴力の減退、触覚の減退等により離職した者」
症状を伝えると、検査をすることになります。
後日検査結果を聞きにいくことになるのですが、
事前にハローワークから「病状証明書」をもらっておくとスムーズです。
病院で検査結果を聞いた際、病状証明書を書いてもらうよう伝えてください。
「ハローワークでの申請に必要なので」と言ってしまってOKです。
ちなみに私は病状証明書をもらってない状態で検査結果を聞き、診断書を書いてもらいました。
病気の名称は「慢性疲労症候群」と記載されていました。
だるさや疲れ等は、目に見えないもので暫定でしか答えられないからですね。
内科の先生も、「詳しく診てもらうなら精神内科に行ってください」と言ってました。
そもそも病院行ったのが全く別の理由だったので、精神内科とか全然行く気ないですけどね(笑)
で、その診断書を持ってハローワークで見せたら、「病状証明書での申請が必要です」ともう一度病院に行くことになりました。
ただ病院では、「診断書を書く際に既に料金は受け取ってますので」と、
別途料金はかからず、診断書と病状証明書を差し替えてもらうことができました。
※補足 診断書は大体3000円程度でした。これから抑えられる金額からしたら全然安いですね!
さて、病状証明書をもらったら準備は完了です!
退職後の手続き
では早速、ハローワークで失業給付を受け取る申請をしましょう。
っとその前に!
離職票は役所での手続き時に見せる必要があるので念のためコピーを取っておきましょう。
退職したことが証明できるものが他にあれば問題ありませんが、私は持ってなかったので
再度ハローワークに行って離職票のコピーを受け取るハメに…
↓失業保険の手続きと満期まで簡単に給付を受けるテクニック↓
失業給付の手続きが全て終わると、「雇用保険受給資格者証」を受け取れます。
離職理由の欄に「33」または「34」と書かれていればOKです。
※この数字は離職コードといい、33と34は「正当な理由のある自己都合退職」という意味です。
数字の違いは雇用保険の被保険者期間の違いです。加入期間が12か月以上であれば33になります。
さあ、大詰めです。
役所(または役場)に行ってまとめて手続きをしてしまいましょう。
手続きに必要な持ち物は忘れずに。
・年金手帳
・雇用保険受給資格者証
・身分証明書
・印鑑
・源泉徴収票
役所(役場)で行う手続きまとめ
退職した翌年は確定申告も行ってください。
確定申告しないと損することになりますよ。
退職者向け確定申告については以下のページをご覧ください。
会社に何か伝える必要はある?
自己都合退職として退職した後、特定理由離職者になったことで会社に何か伝える必要はあるのかということですが、特に何も伝える必要はありません。
会社からは各種手続きに必要なものを受け取ったらそれでおしまいです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
国はお金をもらえるときは回収できるまでしつこく動きますが、払う場合には全く動きませんし、そういったルール・情報があることも教えてはくれません。
知らなければ損すること、知っていれば得すること。世の中にはたくさんあります。
自分の身は自分で守りましょう。
有益な情報が入ったら当サイトでドンドン伝えていきたいと思います。