WordPressサイトを運営していて、SSL化されているはずなのにURLの左に以下の画像のように「保護されていない通信」と表示されてSSL化されないことがあります。
今回はその原因と対処法について解説していきます。
「保護されていない通信」が表示される原因
レンタルサーバーを利用してWordPressを運営している場合、mixhostのサーバーであれば自動でSSL化してくれます。但し、それでも「保護されていない通信」が表示される場合があります。
「保護されていない通信」が表示されてしまう原因ですが、ページ内で参照しているファイル(画像やCSS、Javascriptなど)やリンクに「http://〜」が使われているとエラーが発生してしまい、保護された通信表示になりません。その影響で一部の内容が表示されなくなる場合もあります。
SSLで保護された通信表示にする方法
1.「保護されていない通信」が表示されているページで、「F12」キーを押します。
2.コンソール(Console)タブをクリックします。
3.httpで始まるURLを確認して修正を行います。(httpsに変更する、削除するなど)
・確認する場所
Chromeの場合、「Mixed Content」の表示内容を確認してください。
FireFoxの場合、「混在アクティブコンテンツ」の表示内容を確認してください。
Microsoft Edgeの場合、「セキュリティーエラーコードSEC7111」の表示内容を確認してください。
よくありがちなのが、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)から取得した広告コードがSSL化されていないリンク先など、他サイトへのリンクやコードを貼り付けている場合に発生しやすいです。
私は複数のサイトを運営していたのですが、同じ設定なのに「保護されていない通信」のサイトがありました。原因は、そのサイトでのみ掲載していた広告が「http://」で始まるサイトでした。
また、画像ファイルの参照先が「http://」になっていたことで「保護されていない通信」になっていたこともありました。
もし「http://」の記載が複数あって「http://」から「https://」に一括置換をしたい場合には、以下のページで紹介している「Search Regex」が非常に使いやすく簡単でオススメです。