RPGのジャンルを確立した生ける伝説、ドラゴンクエストシリーズの原点『ドラゴンクエストⅠ(ドラクエ1)』。
今回も早速勝手に評価&レビューしていっちゃうぞ!
『ドラゴンクエスト(DRAGON QUEST)』とは?
概要
平和だったアレフガルドの世界に闇の覇者・竜王が現れ、
世に平和をもたらしていた「光の玉」を奪い去ってしまった!
ふたたび闇に閉ざされた世界を救うため、
伝説の勇者・ロトの血を引く主人公、つまりあなたは、
竜王討伐の旅に出る。
ゲーム情報
ゲームタイトル
ドラゴンクエスト(DRAGON QUEST)
プラットフォーム
FC,GB,SFC,Wii,3DS,PS4,iOS,Android
ジャンル
RPG
配信開始日(リリース日)
1986年5月27日(火)
価格
360円
提供元
SQUARE ENIX INC
公式サイト
http://www.jp.square-enix.com/dqsp/dq1/
『ドラゴンクエスト(DRAGON QUEST)』の評価とレビュー
評価 | |
---|---|
シナリオ | ★★★★★★★--- |
システム | ★★★★★★★★-- |
グラフィック | ★★★★★★★--- |
音楽 | ★★★★★★★★★- |
キャラクター | ★★★★★★★★★- |
快適度 | ★★★★★★★★-- |
コミュニケーション | なし |
やり込み要素 | ★★★------- |
シナリオ
RPGのジャンルを確立した伝説のゲーム『ドラゴンクエスト』の原点。
堀井雄二氏によるゲームデザイン。
『さらわれた姫を助け出し、魔王を倒す。』
といったシンプル且つ王道ストーリーではあるが、『RPG』の楽しさを心から実感できるシナリオとなっている。
システム
数多くのプラットフォームで提供されているが、やはり衝撃的なのはファミコン版。
メニュー画面に「かいだん」といったコマンドがあり、階段の上に乗ったあとでこのコマンドを選択することで別階に移動できる。
また、キャラクターが常に正面を向いていて移動してもカニ歩きのため、人に話しかける場合、「はなす」を選択後、「きた」や「ひがし」といった向きを選択して話しかけるシステムだった。
ファミコン版以外ではこのシステムは排除され、利便性が大きく向上されている。
そしてパーティシステム。
ドラゴンクエスト1にはパーティの概念は無く、終始一人旅で戦闘も常にタイマン勝負。
ファミコン版ではセーブ機能はなく、冒険の記録を「ふっかつのじゅもん」とい
う名のパスワードとして残し、続きをプレイするときはこのパスワードを入力して再開するシステムであった。
経験値やお金の概念は既にこの頃から存在している。
グラフィック
フィールドや町・城など各マスが全てドット絵で構成されている。
マスごとに意味合いが異なるが、はっきりと区別しやすく分かりやすい設計となっている。
戦闘画面は、ファミコン版のドラクエⅡ~Ⅳでは戦闘の背景グラフィックが無く真っ暗だが、Ⅰには背景が存在。
音楽
ゲームミュージックは全てすぎやまこういち氏担当。
楽曲は名曲揃いで、今でも口ずさめる思い出深い曲ばかり。
フィールド曲の『アレフガルドにて』やラダトーム城、竜王の城で流れる曲は、Ⅱ、Ⅲでも使われている。
ロトシリーズの繋がりを感じさせる粋な計らい。
キャラクター
鳥山明氏によるキャラクターデザイン。
ドラクエシリーズでキャラクターといえば、筆者はやはりモンスターが一番に思い浮かぶ。
個性豊かなモンスターたち。
モンスターを操作、育成して遊べる別シリーズ『ドラゴンクエストモンスターズ』が登場するほどだ。
かわいらしいデザインで愛着が湧くモンスターが多い。
ドラクエシリーズでは総じて主人公がしゃべる事がない。
「はい」や「いいえ」などの選択肢のみ。
快適度
ファミコン版は上記のシステムでも触れたように、利便性には欠けるため、原点を知りたいという理由以外ではオススメしない。
また、アプリ版は画面上に十字キーがあり、行き過ぎてしまったりすることがあり操作しずらい。できればWiiや3DSでプレイすることをオススメしたい。
アプリ版のメリットとしては、どこでもセーブができる点。難易度が格段に下がる。
プラットフォームごとに操作性など違いはあるものの、ロード時間などの点でストレスを感じることは特にない。
コミュニケーション
コミュニケーション機能はなし。完全一人用ゲーム。
やり込み要素
レベル上げ以外のやり込み要素はこれといってない。
自分で何か決めて縛りプレイをやってみたらどうだろうか(笑)
総合評価と感想、このゲームに向いてる人まとめ
総合評価:7.2 / 10
ゲームプレイヤーの人でドラゴンクエストシリーズをやってない人は居ないと思いたいが、もしいるのであれば絶対やってほしいゲームタイトル。
ドラクエⅠはRPGがどんなものかを知るのに一番シンプルで分かりやすいと私は考えている。
RPGが向いてない人でなければ『ゲームシステム』、『曲』、『モンスター』と忘れられないゲームになるはずだ。
このゲームに向いている人は、RPGが好きな人、ドラクエが好きな人、RPGに興味があるがどのゲームをやったらいいか分からないと考えている人が挙げられる。
これからプレイする人や感想が気になる人の参考になれば幸いだ。