藤井聡太四段の大活躍もあって取り上げられることが多くなった将棋。
オレも将棋が好きでよく見たりするのだが、ふと疑問に思ってたことがある。
それは、「将棋やってる人はシャドウバース(シャドバ)もやってることが多い」ということだ。
実際、将棋の女流棋士の香川愛生さんや藤田綾さんもシャドバをやっていたりするくらい。
シャドウバースはオレも好きでハマっていたりするくらいだし、何か共通する部分があるはずだ…!
ってことで、早速比較分析してみたので以下を見てほしい。
将棋とシャドウバースの共通点と違い比較
基本ルール
将棋 | シャドウバース | |
プレイ人数 | 2人 | 2人 |
手番 | 交互 | 交互 |
使用するもの | 駒(お互い20枚ずつ)と盤 | カード(お互い40枚ずつ)と場 |
先後の決め方 | 振り駒 (第三者により決定) | ランダム(第三者により決定) |
勝敗のルール | 相手玉を詰ます | 相手リーダーのライフをゼロにする |
手番で行うこと | 自分の駒、持ち駒の中から1手指す (パス無し) |
自分の手札からコストが無くなるまで プレイ可能(パスあり) |
手番での制限時間 | 大会や棋戦ごとに異なる 持ち時間、1手あたりの時間等(秒読みあり) |
1手あたりの時間あり(秒読み無し) |
引き分け | あり | なし |
各種用語
将棋 | シャドウバース | |
次の手番で勝利できる状態 | 詰めろ | リーサル |
序盤から積極的に攻める戦法 | 急戦 | アグロ |
中・終盤で攻める戦法 | 持久戦 | ミッドレンジまたはコントロール |
まとめてみて思ったこと
結論、ほとんど同じゲームだな(*′σv`)ホジホジ (*′v`)σ⌒*ピーンッ
というのは冗談だが、共通している部分が多いのも事実。
2人で交互に行動し、相手リーダー(または玉)を攻めるというルールについては完全一致といっていい。
ただ自分の手番で行動できることについては、将棋とシャドウバースで大きく違っている部分である。
この部分こそ、将棋とシャドウバースの一番面白い部分でもある。
将棋の面白さ
自分の手番で出来ることについて面白いと書いたが、
将棋では相手の駒を取って自分の駒にすることができる。
1手で行えることは1つだけなのでできることは限られるが、相手から奪った駒を持ち駒として使えることができるため
高い戦略性が要求される。
また、自分と相手の駒は合わせて40駒で行われるが、対戦中にできる指し手の組み合わせ数は10の220乗と言われていて非常に奥が深いゲームとなっている。
今でさえプロ棋士がコンピューターソフトに勝つことが厳しくなってきているが、それでもまだコンピューターソフトが将棋を完全に解明しきれているわけではない。
まだまだ新しい手や戦法が出てきて将棋界は盛り上がるだろう。
羽生善治永世七冠や藤井四段の最速記録達成など、見所がたくさんあるのでそちらも見届けていきたい。
まだ将棋をやったことがない人へ。
将棋にはシャドウバースのようにカードの種類が増える等、アップデートが行われるようなことは当然ない。
しかし盤上での駒の連携やぶつかり合い、攻め合い時のドキドキ感など、カードゲームにない面白さがそこにはある。
まだやったことがない人は是非やってみてほしい。
シャドウバースの面白さ
シャドウバースでは、将棋のように相手の駒を奪うということは基本的にはできない。
※中には相手の場に出ているカード(フォロワー)の能力を奪って自分のカードにプラスするようなものはある。
ただ、自分のターンでコストが許される限り何枚でもカードをプレイすることが可能。
また、カードごとに様々な能力を持っているため、デッキの組み方やプレイングで高い戦略性を要求される。
さらには、定期的な大型アップデートによって新しいカードが追加で配信されていくため、その組み合わせの可能性は無限大。
サービス開始時よりもより深みを増しているゲームとなっている。
そして新カードはどんな能力を持ったものがあるのか、どんなカードと組み合わせると相乗効果を得られるのかを考えるのは本当に面白い。
今後も大型アップデートを楽しみにしていきたい。
まだシャドウバースをやったことがない人へ。
将棋と比べると、シャドウバースはカードゲームなのでデッキから引いてくるカードによって、どうしても運の要素が強くなってしまうのは否めない。
ただ、それでもシャドウバースには自分のデッキに何が残っているのかとか、相手の手札に何のカードがあるのか等のドキドキ感など、
将棋にはない奥の深さ、楽しさがそこにはある。
まだやったことがない人は是非やってみてほしい。
将棋やる人にシャドウバース好きが多い本当の理由、結論
将棋好きにシャドウバース好きが多い理由は、間違いなくどちらにも共通する「戦略性の高さ」だろう。
この手を指せば次の相手の手番で何をされても勝てる、とか
このカードを出せば次の自分のターンでライフを削り取れる、とか。
どちらも深い読みが必要。
あと、将棋は対局がはじまると勝敗が決まるまでに時間がかかる。
長ければ数時間なんてことも普通にある。
その点、シャドウバースは手っ取り早くサクッと遊べる。
早ければ3分くらいで終わってしまうこともしばしば。
そういった面で、将棋ができる時間はないけど手軽にシャドウバースで対戦する、といったことをする人が多いのではないだろうか?