今回はスーパーマリオRPGのリメイク!ではなくあえて原作を取り上げてみた。
早速プレイした感想や評価・レビューしていくぞ!
『スーパーマリオRPG』とは?
概要
RPGのシステムにマリオならではのアクション性が加わって、マリオファンやRPGファンだけでなく全てのゲームファンが楽しめる。バトルの基本はRPGではおなじみのコマンド入力。しかし、「アクションコマンド」をタイミング良く押すと、予想外の大ワザや特殊攻撃をくりだすことができる。また、プレイヤー自身が参加して楽しめる「アクションイベント」が盛り沢山。さあ、マリオと冒険の旅にでて、ドラマをつくろう。
ゲーム情報
ゲームタイトル
スーパーマリオRPG
プラットフォーム
SFC
ジャンル
RPG
配信開始日(リリース日)
1996年3月9日(土)
提供元
任天堂
公式サイト
https://www.nintendo.co.jp/n02/shvc/p_arwj/index.html
『スーパーマリオRPG』の実況プレイ動画
『スーパーマリオRPG』の評価とレビュー
評価 | |
---|---|
シナリオ | ★★★★★★★--- |
システム | ★★★★★★★--- |
グラフィック | ★★★★★★★--- |
音楽 | ★★★★★★★--- |
キャラクター | ★★★★★★★★-- |
快適度 | ★★★★★★★--- |
コミュニケーション | なし |
やり込み要素 | ★★★★★★★--- |
シナリオ
マリオシリーズならではの、ピーチを助けるためクッパをやっつける…という話から始まるものの、真の悪役は別に用意されていた。
スターピースという名の星を七つ集めてラスボスを倒すと平和が訪れるというシンプル且つ王道で安心安定のシナリオとなっており、子供から大人まで楽しめる。
ただし、話の節々で茶番が繰り広げられるため、そこが受け入れられるかどうかがカギ。
オレ的には、ちょっと茶番長すぎん?(笑)ってくらいクドイ部分もあったが、それなりに楽しめた。
システム
RPGだがジャンプやダッシュといったアクション要素もあり、戦闘でもタイミングよくボタンを押すことで、敵に与えるダメージを増やしたり、敵からのダメージを軽減したりできる。
マップはクォータービューで、ジャンプする距離などが分かりにくいことがあり、足場を踏み外したりすることもしばしば。
マップ間は縮小マップで移動するため、よくあるフィールドも〇〇平原のように全てダンジョン扱いで進行。一度通り抜けた場所はスキップできる点はグッド。
武器や防具、アクセサリーを買って装備したり、ステータスについても至ってシンプルなのだが、MPに相当するフラワーポイント(FP)がまさかのパーティーで共有(笑)
攻撃技を連発していると、いざ別のキャラが回復を使おうとしたときにFPが足らないみたいなことにもなりかねない。
のだが、道中でフラワーポイントを全快できたり、最大FPを伸ばすアイテムを使っても全回復したりと、基本的にFPが尽きることはほぼないので気にならずにプレイできるようになっている。
戦闘はシンボルエンカウントで、戦いたくないときは避けてガンガン進むことができるところも〇。
グラフィック
マリオワールドの世界が舞台となっており、見た目も違和感なし。
システムの項目でも触れたが、アクションを要求される際にクォータービューで奥行きの距離感が掴みづらいと感じることがある。
それ以外は町やダンジョン、戦闘に至るまで気になる点はなし。
ザ・マリオ。
音楽
音楽はマリオで流れる曲のアレンジからオリジナルまで様々。
戦闘曲はコミカルな曲調で、マリオらしさが溢れている。
マリオシリーズでもそうだがクッパ城やダンジョンなどはしっかりと緊迫感のあるサウンドが流れている。
ただ個人的にいえば、マリオワールドの時ほど印象に残っている曲もそこまで多くはない。
耳に残っているのは通常戦闘曲。
キャラクター
マリオ、クッパ、ピーチ、キノピオなどなど…
さすがはマリオ。
仲間になるキャラクターがとにかく魅力的。
スーパーマリオRPGをプレイするまではさほど気にもならなかったキャラクターだが、このゲームによって好きになったキャラクターがいる。
他のシリーズに出てこないキャラクターも仲間になり、そちらも個性的ではあるが、マリオシリーズおなじみのキャラクターのほうがやはり印象に残りやすい。
そして敵キャラには最高に笑わせてもらった。
上記の実況プレイ動画27:08~をぜひ見てみてほしい。
ギャグ系キャラも多め。
快適度
特に大きな問題もなく、割と快適にプレイできたと思う。
問題点を強いてあげるとすれば、
①前述のとおり画面がクォータービューで距離感が掴みづらい
②RPGは優しく、ミニゲームは難しい
③アクションコマンドのタイミングが手探り
④茶番が多い
といったところ。
①はミスしても大したペナルティはないため、
宝箱を無視するという選択もあり。
②はダルいと感じたミニゲームは適当に流すか無視すればOK。
③はRPGが優しいので手探りでやりながらでも問題なし。
ただしスーパージャンプ30回などを狙おうとするとタイミングもシビアで途端にストレスを感じることになる。
④は適当にメッセージを飛ばして耐えればOK。
コミュニケーション
一人用ゲームなのでコミュニケーション要素は無し。
やり込み要素
ミニゲームが豊富に用意されているため、全てをコンプリートしようとすればかなりのやり込みになる。
また、貴重な装備と交換できるカエルコイン集めなどもあるため、クリアしてからでもしばらく遊び続けることは可能。
ただ、レベルは30までとよくあるRPGと比べて低いため、レベル上げのやり込みはほぼ無し。
総合評価と感想、このゲームに向いてる人まとめ
総合評価:7.1 / 10
リメイクの登場で現代でも注目を浴びている任天堂×スクウェアの共同作品。
アクションとRPGをうまく混ぜたマリオらしい作品に仕上がっている。
マリオを知らない人は少ないと思うが、マリオシリーズをプレイしたことがない人でも問題なく楽しめるし、マリオやクッパ、ピーチ姫、キノピオなどおなじみのキャラクターから、マリオのアレンジBGMまでマリオファンにもおすすめできる。
アクションゲームしかやったことがないという人でも、RPGの部分が基本的に優しい設計なのでRPG初心者でも安心してプレイできる。
このゲームに向いている人は、RPGが好きな人、茶番が好きな人、マリオのキャラや曲が好きな人、人が死なないゲームで遊びたい人、複雑なゲームシステムが苦手な人が挙げられる。
これからプレイする人や感想が気になる人の参考になれば幸いだ。