AIは「かまいたちの夜」の犯人を当てられるか?【独自検証企画】

AI技術の進化が著しい昨今、今回はAIが名作サウンドノベルゲーム「かまいたちの夜」の犯人を当てられるのか検証してみました。実際の検証は記事の最後で紹介する動画で行ってます。
AIはかまいたちの夜の犯人を当てられるのか検証企画

1. 検証に至るまでの経緯

この検証プロジェクトは、「かまいたちの夜 犯人あてプロジェクト」としてスタートしました。まず、AIがかまいたちの夜の犯人を知っていたら検証にならないので、ChatGPTで質問を投げかけることから始めました。
その結果、かまいたちの夜を知っていると答えてはいましたが、物語に登場しない人物名を挙げてきました。

ChatGPTの『かまいたちの夜』知ったかぶり

これでChatGPTは『かまいたちの夜』を知らないことが判明。推理が得意であることも確認できました。

AIは推理が得意らしい

しかし、AIは記憶を簡単に忘れることが判明し、過去に書いたコードを忘れるという問題に直面しました。さらに、AIは一度に2~3000文字しか送信できないため、かまいたちの夜のノベルを全て記憶させることが困難でした。
ダメかと思っていましたが、色々調べていたら、OpenAIのLangChainを導入することで、テキストデータを全てデータベースに格納し、回答を導き出すことが可能であることが分かりました。この方法により、入力文字数制限と記憶の忘却という2つの問題を解消しました。

2. 検証の流れ

検証では、選択肢までの文章を全て入力し、選択肢のところにきたら、質問を投げかけ、選択及びそれを選んだ理由を答えさせる方法を採用。小説の文章だけで考察させることを重視しました。また、検証過程で実際に動かしているターミナル画面も表示しています。

3. 検証の見どころ

どのような質問をすると、どのような回答が返ってくるかが分かります。回答できない場合は別の質問も試してみることで、AIの推理力を詳しく検証しました。

この検証を通じて、AIの能力や推理力を理解し、今後の技術開発に活かせることが期待されます。また、ゲームの犯人当てにおいても、AIがどの程度有用かを検証することができました。

さらに詳しい検証結果を知りたい方は、動画で実際の検証過程をご覧いただけます。動画では、質問と回答のやり取りがリアルタイムで確認でき、AIの思考プロセスをより深く理解することができます。

動画をチェック:「AIがかまいたちの夜の犯人を当てられるか?検証動画」

この検証は、AI技術の進化とその可能性を探求する一環として行われました。今後もさまざまな分野でAIの活用が期待されており、技術の進化に伴い、さらなる応用が広がることでしょう。興味深い検証結果をぜひご覧ください。

 
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