胃癌(ステージ4)で闘病中の先輩の話
昨夜、3ヵ月ぶりにとある既婚の先輩男性(以下、胃癌X)と会った。 その彼は胃癌で闘病生活を続けているが、ステージ4で既に余命宣告も受けてる状態。 医者の話では、『普通ならば、死を待つばかりで何のやる気も出ない人がほとんど』だそうだが、 そんな彼の口から出た言葉に耳を疑った。
胃癌X「こないだ小型二輪の免許取ったわw 今は毎日バイク乗ってるよ。」
オレ「へっ!?何考えてんすかwww」
胃癌X「マフラーとかもいじって改造しまくった(笑)」
オレ「満喫してますねw」
胃癌X「でさ、雨の日もバイク乗りたいな~と思ってレインコート買ったんだよね。 でも雨ぜんぜん降らなくて。
胃癌X「せっかくレインコート買ったんだけど、雨降らないから風呂場でレインコート着たままシャワー浴びてたら嫁に頭おかしいんじゃないの?って笑われたw」
オレ「子供じゃないすか!wでもなんでバイク乗ることにしたんですか?」
胃癌X「元々乗りたいな~と思ってたからいい機会かなと。」 そして…
胃癌X「バイク走らせて風を感じてるときは癌であることを忘れられる。 生きてるって感じられるんだ。 娘後ろに乗せて二人乗りするんだ。 それまでは死ねないな。」
めちゃくちゃかっこいいなと思ったし、自分もまだまだやれるって本気のパワーもらった。
マジで諦めないで
悩み相談のライブ配信でも 死にたいといったコメントを目にすることがあるが、 生きたくても生きられない人が毎日全力で生きてる。 死ぬ勇気があるならその勇気を生きる力に変えるべきだ。
これに対し、『死にたくても死ねない人もいる』といったネガティブな思考で返す人がいるが、ネガティブからは何も生まれない。死ぬ気になれば何でもできるから。
この記事を読んでいるあなたは何かの可能性を求めて『本当は死にたくない』とか『何か可能性はないのかな』ときっとどこかで思っているはず。
可能性はまだまだある。 だから簡単にあきらめないでほしい。
胃癌Xとは随時話せる機会があって会う度に力をもらってる。
この記事を書くことで、一人でも多くの人に生きる勇気や力を与えられると感じている。
今後も伝えていきたい。