在宅ワークで詐欺被害にあわないために絶対知っておきたいこと

皆さんは詐欺の被害にあった経験はありますか?

私はあります。昔在宅ワークで「ある詐欺」に引っかかって騙された経験についてお話します。

今思えばなんでこんなことに気付かなかったのか、本当に自分が情けないなと感じました。

もしあなたがこれから在宅ワークを始めようとしている、または既に在宅ワークをされているのであれば是非読んでほしいです。

おかしな点がいくつもあるので探しながら読み進めることをおすすめします。

在宅ワーク詐欺業者との出会い

私は別の案件で自宅で作業をする必要がありましたが、収入がそれほど多くなかったため、他にも自宅でできる仕事を探していました。

そんな中、ある求人サイトで「在宅コールスタッフ 時給1500円」という求人情報に目が止まりました。

仕事内容には「大手企業の資料発送をお客様にご案内する業務」とありました。勤務時間や休日など細かく記載されていて特に気になる部分もなかったので、早速記載されていた電話番号にかけてみました。

電話は繋がったのですが、「ただいま採用担当が外出しておりまして、こちらからかけ直したいのですが明日はいかがでしょうか?」とのこと。

特に予定もなかったので翌日に電話してもらうことにしました。

そして次の日の昼ごろ電話がかかってきたので出てみると、名乗ってきたのは求人情報に載っている採用担当(以下、「S」とする)の方でした。

S「この度はご連絡いただきありがとうございます。早速ですが、履歴書を確認したいのでFAXで送っていただけますか?確認ができましたらまたこちらからご連絡差し上げます。」

とのことだったので、電話を切ってすぐに送付状を作成し、用意しておいた履歴書と一緒にコンビニへ行ってFAX送信しました。

帰宅してしばらくすると、着信がありました。例のSでした。

S「ありがとうございます、履歴書の確認が取れましたので早速ですがご担当いただくお仕事についてご案内しますね。職歴を拝見しましたところ、Aさんは◯◯さん(大手企業)での業務経験がございますね。ちょうど◯◯さんの資料発送のご案内業務の依頼が来てますのでそちらを担当していただきたいと思います。

契約書類とお客様対応マニュアル、顧客リストを送付いたしますので届きましたら、 契約書類は必要事項をご記入の上、FAXでお送りください。顧客リストが届きましたらこちらにお電話いただけますでしょうか?

それと、顧客リストは配送ルートの関係で受取時に手数料がかかってしまいますので代わりに支払っていただけますか?契約書類と一緒に千円を入れてお送りしますので宜しくお願いします。」

とのことだったので、お金をちゃんと受け取れるなら別にいいかと思い、その通りに対応することにしました。

以下の封筒に入った契約書類が先に届きました。話の通り千円札1枚も一緒に入っていました。

契約書類は以下の2点が入っていました。

入社誓約書

 

雇用契約書 兼 労働条件確認書

 

マニュアルはお客様対応マニュアルと書かれた用紙3枚がクリアファイルに入れてありました。文書管理番号なども書かれていました。

マニュアル1

マニュアル2

マニュアル3

 

目を通し、特に問題ないことを確認した上で振込口座・住所・氏名欄に記入してFAXで送りました。

その3日後、顧客リストが届きました。顧客リストといってもNTTのハローページでした。これが顧客リスト?と思いながらも代引き手数料を支払い後、電話をかけました。

業務開始、そして異変…

電話の内容は、業務の進め方とマニュアルについての説明でした。

簡単にいえば、「電話料金の値下げについて案内し、資料を送っていいか確認してOKが出たらその相手の名前と住所を確認する」というものです。
資料発送する相手のリストを別に用意していく感じですね。

そしてメールでGmail宛てに「電話をかけた件数」と「資料発送する件数とリスト」を報告して一日の業務終了となります。

電話では他に面談についても話がありました。3月業務スタートだったのですが、「4月末あたりに都合が合うタイミングで面談できればと思ってます。」とのことでした。

説明を聞いた翌日から早速業務は始まりました。

業務の時間は9:00~17:00で、昼休憩60分。

適当に休憩を挟みながら自分のペースで電話してくださいとのことだったので、1日大体200件程度電話をかけました。発送件数は10件程度。

休む場合も事前に連絡すれば休暇を取れたので、マイペースに頑張れました。

そして1ヵ月近くが経ち、異変が起きました。

給料の振り込みがされていなかったのです。

おかしいなと思い、会社に電話をかけてみたところ別の会社の名前で違う人が電話に出ました。

私はビックリし、「え?」と言ったら、「あ、間違えました〇〇です」と笑いながら答え、いつもの担当Sが電話を代わりました。

振り込みについて確認すると、「会社の移転に追われてて振り込みが間に合わってないので申し訳ないのですが来月にしてください」と言われました。

やっぱり何か変だと感じ、会社について調べてみました。

すると…

会社も住所も存在していない。

私は不安になり、再度電話をかけました。

私「直接受け取りでもいいので会社に伺ってもいいですか?」

S「では〇日に直接手渡しで給料をお支払いします」

私「封筒に載ってた会社調べたんですけど、会社も住所も存在しないのですが」

S「会社を移転しまして、実際は〇〇で住所が〇〇です」

電話を切り、調べてみると全然関係のない会社で住所もよくわからないアパートが出てきました。

そしてそれ以降、いくら電話をかけても繋がることはありませんでした。

まとめ、そしてお伝えしたいこと

読まれてみて、おかしな点いくつもありましたが気づきましたでしょうか?

以下におかしな点を挙げておきますね。

・封筒には住所が書かれているが(存在しないけど)、入社誓約書・雇用契約書には住所が書かれていない。
・面談を先送りにしている。
・相手のメールアドレスがGmail。
・電話で値下げの案内を個人に対して行っている点。

私は経済的な余裕がありませんでしたが、余裕がないとここまで人は盲目になるのかと、疑う意識が薄れていたことを激しく痛感しました。

おかしな点について補足しておくと、契約書類に住所が書かれていなくても有効ではあるが、当事者を特定できない場合は無効です。
つまり、契約するなら相手の情報を調べておくことが非常に大事だということです。

特に在宅ワークの場合、会社に行って働くわけではないので尚更知る必要があるわけです。
会社を調べ、そして面談等で実際に会社に伺うことが望ましいです。

そして連絡を取るメールのアドレスがGmailなどのフリーメールの場合も相当いかがわしいです。会社独自のメールアドレスか確認しましょう。

業務内容でも、値下げの案内などわざわざ個人に対して行う必要のないことを行っている時点で異変に気付くべきです。

最後に詐欺業者の騙す手口についてお伝えします。

顧客リストの受け取り時にかかる手数料を契約書類に千円を入れて送ってきてました。
お金を渡すことで信用させる手口です。

それっぽく見せてますが、領収証などの話は一切ありませんでした。
ここも疑うべき点ですね。

それから随時電話をかけてきてこまめに「調子はどうですか?」とか「うまくお話できてます?」といって安心させようとしてきます。
もちろん、これ自体は悪いことではありません。

喋っていても言い回しなど優しい口調だったりするので、まさかこんな感じのいい人が?と思いたくなるかもしれません。が、不信に思うことや疑うべき点を全てクリアにした状態ではじめて相手を信用していくべきです。

もし、良かれと思い仕事をしていて、それが詐欺に加担していたことだとしたら。

詐欺と知らなかったとしてもあなたが罪に問われます。

人生何が起こるか分かりませんが、自分の身は自分で守りましょう。
在宅ワークをされている方、これからはじめる方が安心して在宅ライフを送れることを切に願ってます。

 
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